2025-03-16 破片 詩 凍りついた微睡み 複眼の天井 ふくらむ水面 僕の 現象 朝まだきの結晶 ガラスでできた海 握りしめた影 幽かな花園 飲み干した光 干からびた嘘 鉛のような泡 溶けた棘 気象図のようなカーテン 砕かれた鍵の航路 渦を描いた眼差し こうしていたいだけなのに