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備忘録

文章

絶対に社会に適応したくない

統合失調症の発症から強制入院され地面を這いつくばりながら生還(寛解)し、転職に成功してから半年が経とうとしているが、改めていかに自分がこの社会に向いてないか、そして社会に期待を抱いていないかを痛感したので、もう全部やめにしたい。 頭の中の声…

統合失調症と診断されてから3年が経った

題のとおりです。2020年5月に幻覚や妄想などの陽性症状がピークに達し閉鎖病棟にぶち込まれ、そこで統合失調症と診断されてから3年の月日が経ちました。当時のあれこれはこちらの記事に詳しく書かれてます。 516.hateblo.jp 現在は薬のおかげで認知機能障害…

別に救わなくても構わないこの世界に祝福を(そして呪いあれ)

上の画像は『さよならを教えて』というエロゲから引用した文章です。 個人的にはけだし名文だと思っているのですが、なぜそう感じたのかを詳しく語りたいと思っています。 他者のいない「僕の世界」 まず前提としておさえておきたいのは、この時点の語り手で…

私の統合失調症

2020年5月はじめ、私は統合失調症と診断され精神病院に入院した。今回はその経緯について詳しく書いていこうと思う。当時正気を失っていたのもあり1年も経ったことなのではっきりと思い出せない部分もあると思うが、そのあたりも含めて頑張って書いていくつ…

二度目の金縛り

十五日の深夜、二度目の金縛りに遭った。ただほんとうに心霊現象かどうかはわからない。単に明晰夢の一種であるようにも思える。 タイミングがいいのでWikipediaの金縛りの項目をなんとなく読んでいたら、医学的には睡眠麻痺と呼ばれているのを知った。それ…

夢の内容

小説の描写の練習も兼ねて、これ以上記憶が変質してしまう前に書き残しておこうと思う。特に夢は鮮度が変わりやすい。あれほど精彩に感じられた現実感の肌ざわりが、数分もしないうちにほろほろと崩れながらモノクロに色褪せていく。 今回の夢はかなり変わっ…

描写の距離感について考える

[……]脇が玄関の屋根で、それが家へ接続する所が羽目になっている。その羽目の中に蜂の巣があるらしい。虎斑の大きな太った蜂が天気さえよければ、朝から暮近くまで毎日忙しそうに働いていた。蜂は羽目のあわいから磨抜けて出ると、一ト先ず玄関の屋根に下…

人物描写について考える

小説を書くとき、人間をどのように描写するかでよく迷うことがある。 迷うといっても、それを一日中考えて解決のきざしがやっと見えるというわけでもなく、いよいよ書く気持ちになってテキストエディタと向かい合い、そろそろ自分が書くであろう人物が出るか…

説明と描写の違いについて考える

本当はシンデレラガールズの記事を最初に書きたかったのですが、あまりにも完成の目処が立っておらずデロデロの状態が続いてるので、とりあえずは別で話していた文章についての話をある程度形を整えたものとして書き残すことでお茶を濁そうと思います。 たと…